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わたしにできること

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さつまいもと落花生/インターン滞在記⑬

チョムリアップスオー!
(クメール語:こんにちは!)
カンボジアから、インターンの川島です

昨日は、日本人・岩田亮子さんがサポートされている
ノリア孤児院にて、農作業のお手伝いをしてきました!
岩田さんは、テラ・ルネッサンスと同じバッタンバンで、
2008年から子どもたちの自立支援をされています。
>岩田さんについて詳しくはこちらから

現在テラ・ルネッサンスのカウンターパートとして
一緒にプロジェクトを行ってくれているCRDANCEの先生が
1か月ほどノリア孤児院で農業の指導をしていたこともあり、
新しい作物を植えるのを少し手伝わせてもらいました。

こちらがCRDANCEの先生たち。
厳しいポル・ポト時代を生き抜いてきた2人です。
左:スン(60歳)、右:サリー(56歳)
CRDANCE.jpg


今回植えるのは、
日本から来られた伊藤さんが持ってきた
日本産さつまいもの苗と落花生の種。
(写真:落花生の種のみ)
落花生


CRDANCEの2人によると、
カンボジアの落花生の種はもっと小さいそうです。
気候が違うこともあり上手く育つかは分かりませんが、
試しに育ててみよう!ということで
岩田さんや孤児院の子どもたちと一緒に作業しました。


まずは、畑を耕すところから。
このトラクターはフランスの方からの寄付だそうです。
写真のお坊さんは、ノリア孤児院を作ったムニ様。
IMG_3915.jpg


「僕にも代わって」という感じのサリー先生。
この後たのしそうに耕していました。
トラクター


機械と人力の両方で耕します。
伊藤さん


耕してふかふかになった土の上で嬉しそうにごろごろする犬。
写真では伝わりづらいですが、土の上で悶えてました。
犬


そして第一段階終了!
耕した


次は、畝作り。
木の枝と紐を使ってまっすぐな畝を作ります。
畝づくり


畝ができたら、コンポスト(堆肥)をまきます。
牛の糞や山の肥沃な土が混ざっています。
コンポスト


コンポストと表面の土を混ぜて、落花生の種植え。
胤


続いてさつまいもの苗植え。
苗


このころには、子ども達は農作業に飽きて?疲れて?
他のところで遊んでいます。笑

そして最後に水やり。
水やり


ついに完成!
完成


これから芽が出てくるのが待ち遠しいですね!

通常は、耕してから1週間~2週間ほど何も植えずに放置します。
そうすることで、太陽の光が土を殺菌してくれるそうです。

一緒に作業しながら、
メジャーがなくても綺麗なじょうろがなくても
工夫次第で何とでもなるのだなぁと感じました。

また、この農作業自体は私たちの活動に
直接的には関係ありませんでしたが、
こうして農業の知識を共有したり協力しあうことは、
少しでも早く世界平和を実現することにつながると思います。

世界平和は一人、ひとつの団体で達成できるほど簡単ではなく
100人いれば100通りの、平和への道のりや考え方があります。

一人ひとり違う私たちが、お互いを尊重し合いながら
ゆるやかに繋がりあえたらいいなと思います。

これからも、様々な人・団体と繋がりながら
ここカンボジアで、活動していきます!

IMG_20170523_105507.jpg

(かわしま)

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【180万人を超えた南スーダン難民ー緊急支援へのご協力をお願いします】
http://www.terra-r.jp/south_sudan.html

世界で最も「若い国」南スーダン。
2013年12月紛争勃発、昨年7月の首都ジュバにおける
大規模な戦闘をきっかけに紛争が再燃しました。

日本の自衛隊が先月から撤退を始める一方で、
故郷を追われ周辺国へのがれた難民の数は現在では180万人を超えています。

今この瞬間も、あなたの力を必要としている人がたくさんいます。
できる範囲でのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

>詳細・ご寄付はこちらから
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訪問者さんとお花/インターン滞在記⑫

ソクサバーイ!
(クメール語:お元気ですか!)
朝からアリに噛まれ蚊に刺され、
足がボロボロなインターンの川島です

でも大丈夫、蚊に刺されたときの薬はこれ!
塗るとメンソレータムのようにスース―して痒みがなくなります
(と言いつつ、やっぱり痒い。。。)
ちなみに、この写真に写っているのは野菜で、よくスープにも入っています。

薬2


昨日は、日本から、
滋賀ロータリークラブの伊藤さんが
事務所を訪問してくださいました。

集合写真2

伊藤さんは、かなり前からここバッタンバンにある
ノリア孤児院「Hope Of Children(HOC)」をご支援されているそうで、
今回はHOCにさつまいもと落花生を植えに来られたそうです。

ノリア孤児院には岩田亮子さんという
とてもかっこいい日本人女性がいます。
日本航空の元客室乗務員で、55歳で単身カンボジアに来られたそうです。
>岩田さんについて詳しくはこちらから

私とカウンターパートCRDANCEの2人も孤児院の子ども達と一緒に
畑を耕してさつまいもの苗と落花生の種を植えさせてもらいました。
とても面白かったので、その様子はまた後日お伝えさせていただきます!


農作業のあと、事務所にて、
経済や輸出入の問題や日本の昔の農業、
テラ・ルネッサンスの活動についてお話しました。

スタッフも意見交換ができ、とても喜んでいました。
伊藤さん、ありがとうございました!

談話2


私が今回特に嬉しかったのは、
現地スタッフのイェトとラウが伊藤さんのために
事務所の庭のお花を摘んで飾ってくれていたことです。

「今日は日本から訪問者さんが来るよ」
とだけ伝えていたのですが、
事務所に戻ってきたら綺麗なお花が!

花2


そのちょっとした心遣いと、
自分にできる方法で訪問者さんを歓迎してくれたことが、
私はとても嬉しかったです。

人に優しくするためには、
その人の気持ちや行動の先を考えることが必要です。
だから気遣いや優しさは、受け手に届く前から始まっています。

私や伊藤さんが畑を耕していたときから
2人の優しさが始まっていたのかと思うと、
本当にとても嬉しくて、心がほっこりしました。

あたたかいスタッフと一緒に働ける喜びを感じながら、
私にできることを積み重ねていきたいと思います。


イェトラウ2

写真:左がラウ、右がイェト。
地雷で片足をなくしており今でも痛むことがあるそうですが、
そんなことを感じさせないくらいいつも明るい2人です。

8月には、こんなスタッフたちに会える、
そしてカンボジアの現実に触れて日本や自分と向き合える
スタディツアーも開催予定です!
よろしければ、ぜひご参加ください
詳細は、HPに掲載完了し次第、こちらのブログでもお知らせしていきます。

本日もありがとうございました♪

(かわしま)

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借金の連鎖/インターン滞在記⑪

カンボジアからこんにちは!
インターンの川島です

いきなりですが、
カンボジアの村に住む人達はどんな仕事をしていると思いますか?

それは、農業です。
土地を持たない貧困層の人達は、
富裕層の畑を耕す日雇労働やタイへ出稼ぎに行ったりもします。


彼らは何を作っていると思いますか?

私たちの活動地域、バッタンバン州カムリエン郡に住む多くの村人たちは、
換金作物であるキャッサバとうもろこしを作って生活しています。
(中には野菜を作ったり、小さなお店を営んでいる人もいます)

キャッサバとは、タピオカの原料です。
そう、私たちが飲んでいるタピオカジュースのタピオカ。
もちもちして美味しいですよね
また、バイオエタノールの原料ともなります。

そんなキャッサバを、
中国やタイ資本の会社がカンボジアの農民から買い取っています。
日本に輸入しているタピオカでん粉の多くは、タイから輸入されています。
私たちが飲んでいるタピオカジュースは、カンボジアの村人が
作ってくれたキャッサバからできているかもしれませんね。

ですが、年々キャッサバの買い取り金額が下がってきています。
そのために借金をし、負の連鎖にはまってしまう村人も多くいます。

cassava.jpg
(参照:独立行政法人農畜産業振興機構



<借金による負の連鎖>
換金作物を作るために元手の資金となるお金を借りる

買い取り金額の低下・不作などの理由で借金が返済できない

その借金を返すために他の貸手からお金を借りる

借金が膨れ上がっていく・・・


お金を借りて、うまく利益を出し、借金返済できた人は問題ありません。
けれども、作物が育たなかったり事業に失敗した人は、こうした負の連鎖に陥るのです。
そして、担保としている土地を取り上げられ、わずかな土地さえも失ってしまうこともあります。

今回4月から開始したプロジェクトのために、154世帯で調査をしました。
ここで、調査結果をのぞいてみましょう!
>プロジェクト詳細はこちらから

一番借金が多い人:
2,700,000タイバーツ(約750万円)
(トラックを買うため)

一番借金が少ない人:
600タイバーツ(約1600円)

換金作物栽培のために借金した人の金額:
10,000~800,000バーツ(約2万8千円~約222万円)

借金をする理由:
キャッサバやとうもろこしを育てるため
病気の治療のため
土地を買うため
家を建てるため
娘や息子の結婚式のため
小規模ビジネスを始めるため

etc......

もちろん154世帯全員が借金をしているわけではありません。
けれど、借金をしてその年に返済できた人は両手で数えられるほどしかいません。



カンボジア現地駐在員/江角は、
お金を貸すだけでは村人が自立することは難しいと言います。

そして江角は、約10年前からこうなることが分かっていたそうです。
当時は換金作物の栽培に変わる仕事の提案ができず、
江角が何を言っても村人たちの心が変わることはなく、
悔しい思いをしたそうです。

目に見えて換金作物の買い取り価格が下がり、
問題が目の前に迫ってきた今。

村人は、どういう行動に出るのでしょう?


換金作物に頼らない収入方法を得ることの大切さを感じ始めている村人。
すでにそれを知って行動している村人。
まだ換金作物の栽培で十分生きていけると思っている村人。
何をしたらいいのか分からなくなっている村人。


一人ひとり違う村人に、
私たちテラ・ルネッサンスも様々なアプローチで
寄り添って行きたいと思います。

なぜなら、私たちの生活とカンボジアの人たちの生活は
必ずどこかで繋がっているから。

もし、美味しいタピオカジュースや環境にいいとされるバイオエタノールが
カンボジアの人々のこうした苦しい生活の上に成り立っているとしたら。
あなたはどう思いますか?


それでは本日も、ユタカでよい一日になりますように

(かわしま)

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カンボジアの好きなところ/インターン滞在記⑩

ソクサバーイ?
(クメール語:お元気ですか?)
カンボジアから、インターンの川島です♪

カンボジア事務所では、毎朝そうじの後に朝礼をします。
議長は一人ずつ順番にまわしていきます。
みんなで音読2


先日の朝礼のテーマは
「カンボジア(人)の好きなところ・誇れるところ」

一人ひとりが自分の思うカンボジアやカンボジア人の
いいところについて話してくれました。


いつもお茶目なクン・チャイは、
親切な文化と嘘をつかないところ
クンチャイ2


この4月から入ってくれたサリアップは、
フレンドリーで、親切で、他の文化を尊重するところ
サリアップ2


ドライバーのソッピアは、
お互いが助け合うところ
ソッピア2


カウンターパートCRDANCEのソクンティーは、
平和を愛し、戦争を嫌い、親切なところ
ソクンティ2


同じくCRDANCE、農業に詳しいスンは、
食べ物を分け合ったり、助け合うところ
今は昔とは少し変わってきているそうです。
スン2-2


同じくCRDANCE、農業専門家のサリーは、
仏教文化が根付いているためお互いを助け合うところ
サリー2


テラルネ建設担当のトゥンは、
アンコール・ワット!世界遺産だから
トゥン2


いつも笑顔のラウは、
親切で、少しの物でもシェアするところ
ラウ2


みんなのお母さん的存在(私が勝手にそう思っている)イェトは、
お互いを愛し、平和を愛するところ
イェト2


現地駐在の延岡は、
笑顔。笑いあうことは大切な平和への一歩
延岡2


同じく現地駐在の江角は、
初対面でもすごく笑ってくれるところ
たい2


皆さんのカンボジアのイメージはどんなイメージですか?
日本や日本人の好きなところ・誇れるところはどんなところですか?

私も、スタッフのみんなが言っているような、
とっても親切で笑顔あふれるこの国の人たちが大好きです。

これからも、カンボジア事業について、
カンボジアの魅力について、たくさんお届けしていきます!

本日もありがとうございました♪

(かわしま)

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カンボジア事業紹介Ⅱ/インターン滞在記⑨番外編

チョムリアップスオー
(クメール語:こんにちは、はじめまして)
インターンの川島です。
今日も元気にカンボジアのことをお伝えしていきます♪

前回に続き、新職員/延岡ブログより、
カンボジア事業紹介パートⅡをお届けしてまいります!

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

現在テラ・ルネッサンスは、カンボジアで大きく3つのプロジェクトを実施しています。

①地雷撤去支援プロジェクト

②地雷埋設地域村落開発支援プロジェクト

③地雷被害者家族の生計向上支援プロジェクト


前回の記事では、上記3つのプロジェクトのうち、
「地雷被害者家族の生計向上支援」の目的、
カンボジアで事業を行う背景をご紹介しました。
>前回の記事はこちらから

今回はこのプロジェクトについて、もう少し踏み込んでご紹介します。


なぜバッタンバン州カムリエン郡か?

カンボジア北西部タイ国境に位置するこの地域には、大量の地雷が埋設された「K5地雷ベルト」が存在していました。これは、大虐殺を行なったポル・ポト政権以降も続いた内戦時代である1984年後期に、国境を閉ざすために地雷を埋められた地帯です。およそ700㎞の地帯に、200~300万個の地雷が埋設されたと言われています。

4.jpg

地図のピンが立っている場所がカムリエン郡です。

この地域で生活をする多くの「貧困層」は自身の農地を所有しておらず、地主の小作人として日雇い労働によって日当を稼ぐか、国境を越えて隣国タイでの出稼ぎにより日当を稼ぐ生活をしています。畑地を所有していても、トウモロコシやキャッサバなどの換金作物を栽培する以外に現金収入を得る手段は限られているのです。

これは地雷被害者をはじめとした障害者も同様です。しかし、彼ら彼女らの中には、地雷事故によって片手や片足、あるいは両足を失ってしまっている人もいます。そのような人たちは、義足をはめて働くことができても、農作業の労働によって義足と患部が擦れ、その傷を治すためにさらに治療費が必要になるなどのリスクを抱えているのです。

加えて、2015年頃より換金作物の買取価格が下落したことで、農家の収入は激減しました。これは当会でも数年前から危惧していた事態でしたが、これが現実となった今、彼ら彼女らはこの状況を打開するための情報や技術になかなかアクセスできず、借金をしてまで換金作物の栽培を続けているのです。

カンボジアは多くのNGOや銀行がマイクロクレジットを提供しており、比較的、借金に対するハードルは低いです。その代わり、月に3%ほどの高い利子がつけられ、一度借りたら借金を返すために新たな借金をする人も少なくありません。そのようにして、雪だるま式に借金が増えていき、担保として居住していた土地を取り上げられてしまう家族がいるのも事実です。そうなれば生活がより一層厳しいものになることは想像に難くありません。

5.jpg
乾燥している大量のキャッサバ photo by Yuki Nobuoka

地面に埋められた地雷を含む爆発性戦争残存物の撤去は、ゆっくりとではありますが着実に進んでいます。しかし、例え地雷撤去が完了しても地雷汚染の脅威による影響は大きく、この地域に住む人々は社会経済的に脆弱な環境の中を生きているのです。


「生計」の向上

このように、厳しい状況下で生活しているカムリエン郡の障害者家族ですが、決して諦めてはいません。その日の食べ物を買うために、子どもを学校へ通わせるために、明るい未来を手に入れるために、今日も必死に働いています。

テラ・ルネッサンスでは、同地域の障害者家族100家族に対して「生計」向上支援を行います。単なる「収入」向上支援では、彼ら彼女らが生活を改善していくのは難しいのが現実です。

日雇い労働でお金を稼いでも(1日あたり約5ドル)そのほとんどを、食費や借金の返済に使います。自給用の野菜などを栽培せず、換金作物のみを栽培する多くの農家は、お米をはじめとする食材を買って来ざるを得ません。ほぼ毎日、市場へ食材を買いに行く人もいます。その場合、数キロ先にある市場まで移動するためのバイクのガソリン代もかかるのです。

このような状況に対して、こう考えています。

いくら収入が増えても、支出がそれ以上にあれば生活は苦しいままです。

逆に、いくら収入が少なくても、支出がそれ以下であれば少しずつでも貯金をしていくことができます

生計向上には「収入を増やす」という視点はもちろん大事です。それと同様に、あるいはそれ以上に「支出を減らす」という視点が大事だと、私たちは考えています。

単に、収入向上のための技術を提供するだけではなく、上記のような視点を持つ機会を提供することも、このプロジェクトにおいて非常に重要なポイントとなります。

具体的な活動としては、家庭菜園での野菜栽培や鶏、牛、やぎなどの家畜飼育、ハリナシミツバチの養蜂などの栽培・飼育技術訓練の機会を提供し、それらを実践できるような環境を整えていきます。その一環として、隣国タイでの研修があったのです。また、家族の収支バランスやグローバル経済に関するワークショップなどを実施します。

このような形で、少しずつ「収入」と「支出」のバランスを整えていくのです。

また、少しの土地で実践可能な家庭菜園や、家の周りでできる家畜飼育を通して、体の一部とともに喪失しかけてしまった生きがいや自尊心を取り戻すことにも繋がると信じています。これらの複合的な農業技術を提供し、トウモロコシやキャッサバなどの換金作物栽培に依存した生活からの脱却を図ります。そして、自らで管理可能な範囲における持続可能な生活を手に入れられるよう、私たちはサポートしていきます。

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地雷によって右足を失った男性 photo by Yuki Nobuoka


カムリエン郡がひとつのロールモデルとなり、まだ地雷撤去が進んでいない地域が抱える潜在的な課題に対する解決策を、本事業で提示できればと思います。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

まだまだ始まったばかりのこのプロジェクト。

予定通りにいかないこともありますが、
村人、現地スタッフ、日本人、関わるメンバー全員で助け合いながら、進めていきたいと思います。

こちらのブログにて進捗ご報告してまいりますので、引き続き見守っていただければ幸いです。

それでは今日も、素敵な一日をお過ごしください♪

(かわしま)

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