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~世界難民の日~難民が一番多い地域とは?!

皆さん、こんにちは!
インターンの内藤です

今日はなんだか、じめじめしていますね。。。
カラっとしたお天気の中、海に行きたい気分です

さて、今日は何の日かご存知ですか?
本日、6月20日世界難民の日です!

この世界難民の日とは、国連によって、
「難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)をはじめとする国連機関や
NGO(非政府組織)による活動に理解と支援を深める日にする」

ために制定されたものです。


現在、世界において
1770万人が国内避難民
1050万人の難民が存在すると懸念されています。


では、難民が一番多い地域とはどこなんでしょうか?

地域別に難民の数を見てみると、
アフリカ(北アフリカを除く)-266万7200人
アメリカ-51万6800人
アジア太平洋-339万1000人
ヨーロッパ-155万3300人
中東・北アフリカ-166万9300万人
となっています。
(出典:UNHCR-Grobal Trends Report 2012)

この数字をみると
アジア太平洋地域が一番多いようです。
私自身、アフリカや中東地域が多いと思っていたため、
この事実に驚いています。


また、この2014年は
ルワンダのジェノサイドより20年を迎える年となります。
そこで今回は、ルワンダのジェノサイドより難民について考えていきたいと思います。

まず、ルワンダのジェノサイドは
1994年、多民族であるフツ族
少数民族であるツチ族の間での民族紛争から起こったものです。

国連の介入があったものの
虐殺は80万人以上。
難民は250万人以上に及ぶと言われています。

私はルワンダのジェノサイドの存在を
「ホテル・ルワンダ」という映画をみて知りました。

この映画では
フツ族がツチ族のことを「ゴキブリ」と呼んだり、
女性、子ども関係なしに大量の人を虐殺したり、
私にとって、とても衝撃的な映像でした。

このルワンダの難民は
ウガンダに1万8902人
コンゴ民主共和国に1万1816人
コンゴ共和国に5852人
ザンビアに5791人
受け入れられています。
(出典:Global Refugee Trends-2005年1月1日)

経済的理由、治安的理由などから
ルワンダに帰還したくてもできない人が増えています。
UNHCRは近い将来、
ルワンダでの活動を終了する予定としていますが、
資金援助が減少していくなか、
彼らがルワンダへ帰還することはますます難しくなるでしょう。

ルワンダのジェノサイドから20年経った今でも、
解決していない問題がたくさんあります。
過ぎゆく時間にそのような問題が埋もれていかないためにも、
私たちは、もう一度関心を向けなければならないと私は思います。


皆さんも、この機会に
世界の難民状況に目を向けてみませんか?


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました

(ないとう)
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