FC2ブログ

「ヤギ銀行」、子ヤギが次の家族に手渡されます。

【 アジアレポート/2018年5月_topics.01 】

ー「ヤギ銀行」、子ヤギが次の家族に手渡されます。


2017年より、プレア・プット村(カンボジア王国、バッタンバン州、カムリエン群)で始まった「ヤギ銀行」。


始から約1年が経過し、順調に子ヤギが生まれたので、今月、次の村人へヤギを手渡す準備が整いました。新しくヤギの飼育を始める家庭にはヤギ小屋が建てられ、大人も子どもも子ヤギが来るのが待ちきれない様子です。


*ヤギ銀行とは…親ヤギを貸し出して飼育してもらい、子ヤギが産まれたら返却し、次の家族に引き渡します。


IMG_4895.jpg 

(2017年に支給したヤギ。子ヤギが続々と生まれています。)


カンボジアでは、「もしお金があったら牛を買っておけ」と言われるほど、牛やヤギをはじめとした家畜は、一家の財産として重要です。都市部ではヤギ肉を取り扱うレストランも増え、食用としてのヤギの価値は高まっています。大人のヤギは1頭160ドルほど、大きいものは200〜250ドルで取引されます。1日の収入が5ドル程度の村の人々にとって、ヤギを持つことは、まとまったお金が必要な時に重要な財産なのです。


プレア・プット村のヤギ3

(プレア・プット村のヤギ)



ヤギが病気で死んでしまうトラブルもありながらも、続々と子ヤギが誕生し、次の家族に引き渡せるようになりました。新しくヤギ飼育にチャレンジするのは、同じプレア・プット村の3家族です。現地NGOの農業専門家により、ヤギの飼育のトレーニングが行われます。



プレア・プット村の人々は、土地を買うお金がなくて、誰も入らない地雷原に村を作ってきた人たちです。彼らの生活は、土地を持つ人の農場で日雇いとして働くなどですが、仕事がない日は雇ってもらえないこともあり、不安定な状態です。

彼らの不安定な生活ぶりを見て、今すぐお金やモノをあげて生活を向上する、ということもできます。人によっては局所的に緊急の支援が必要なケースもあり、そのような対応もしてきました。


しかし、「ヤギ銀行」のように、時間はかかるけれど、持続的に収入源を確保できるようなサポートをすることで、持続的な村人の力になると信じてこれまで活動を続けてきました。

そして今回ヤギを持つ家庭も増え、同時に行っている家庭菜園も少しずつではありますが確実に浸透しています。

プレア・プット村の人々が、困難なことがあったときでもしなやかに対応できるチカラ(レジリエンス)をつけるため、これからもサポートを続けてまいります。


……………………………

記事執筆/

アジア事業インターン

津田理沙


スポンサーサイト



1クリックではじめる国際協力。今日の一歩をみんなの一歩へ。 ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

http://bit.ly/heartin

毎日のワンクリックでテラ・ルネッサンスを応援!是非ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

http://gooddo.jp/gd/?page=grp_detail&grp=terrar


Facebook
Twitter
カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク