自尊心を守る―「コーチカーター」から

こんにちは

フェローの細見です

11月10日と17日に開催されるテラ・ルネッサンス世界会議の準備が着々と進行しています

私も様々な仕事を担当させていただいていますが、
つい先日ま、でイベント当日に参加者の皆様にお渡しする冊子の中に掲載されるコラムを2つ執筆しておりました。

2000部刷られる冊子なので、ドキドキしながら書きました



さて、本日は芸術の秋ということで、おすすめの映画を紹介いたします。


「コーチカーター」


2005年公開なので少し前の映画になりますが、

内容がとてもいいので是非ご覧になってみてください。


大学進学率が最低で犯罪者になる卒業生も多い高校のバスケットボール部を舞台に、
コーチのカーターの下、生徒が少しずつ成長していく姿を描いたものです。


ハリウッドらしい演出があったりで不満がないわけではないのですが(笑)、

アメリカ社会で黒人が置かれている状況、
そしてその中で生きていくことがどういうことなのかを感じさせてくれる映画です。

貧困やドラッグ、犯罪などのキーワードと結びつけられやすい黒人社会。

その中で生きていくということは、死と隣り合わせであることを意味しているのかもしれません。


ただ、黒人の人々の命や身体が危険に晒されているということも当然軽視すべきことではありませんが、

それ以上に私は、心が危険にさらされていることが「一番の危機」なのではないかと思います。

一言で言うと、彼らの自尊心が危機に瀕しているということです。

「どうせ自分たちは黒人だから」
「黒人だから勉強もできないし、する必要もない」



直接、彼らの口から上のようなセリフが言われているわけではないのですが、
そのような想いを彼らが抱えているように私は感じました。


( 映画とは別の話になりますが、
俳優・映画監督・ラッパーのアイスキューブがこんなことを言っています。

「このアメリカで、黒人であるということは、キツイことだよ。
テレビとか、学校とか、その他一般のあらゆる場面で、僕らが出会うイメージの数々を見てみるがいい。
こんなイメージに囲まれて生きるのは、本当に辛いことだよ。」

つまり、黒人の人々が自分たち自身で自尊心を損ねているというよりも、彼らを取り巻く社会、テレビや映画、 メディアも彼らの自尊心を損なうイメージを植え付けているのかもしれないということです。

自尊心を損なうこと。それが差別の最も凶悪な効果なのかもしれません。 


そして、カーターが教えようとしていたことは、
バスケットそのものではなく、

自分自身や周囲が持つネガティブなイメージに負けない、
まさに「自分ならできる」と信じること自分を尊重することなのだということが

徐々に明らかになってきます。



自尊心をいかに育てるか、大事にしていくか。

という点は子ども兵士の社会復帰支援においても重要な鍵になります。

この点についてはまたの機会にお話できればと思います。


(ほそみ)
スポンサーサイト

1クリックではじめる国際協力。今日の一歩をみんなの一歩へ。 ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

http://bit.ly/heartin

毎日のワンクリックでテラ・ルネッサンスを応援!是非ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

http://gooddo.jp/gd/?page=grp_detail&grp=terrar



この記事へのコメント

コメントの投稿

非公開コメント


Facebook
Twitter
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク