ウガンダ事業からみる支援の在り方

皆さん、こんにちは。
インターンの延岡です。

本日は、当会が行っている
ウガンダでの元子ども兵社会復帰支援プロジェクトの紹介を通して、
私たちの支援の在り方、考え方
をお伝えしたいと思います。

本プロジェクトはアフリカ ウガンダ共和国において、
北部の紛争で反政府軍に兵士として駆り出された元子ども兵が
3年以内に社会復帰することを目指しています。

(プログラム概要)
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2005年より、ウガンダ北部グル県にて本プロジェクトを開始し、 
元子ども兵が社会復帰のために必要な能力を身につけ、
経済的な自立を果たすこと

同時に、地域住民との関係を改善しながら、
コミュニティにおいて各人の主観的な基準による
安心した暮らしができること
を目標に、機会の提供を行っています。
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Tailoroing.jpg
職業技術の習得に励む少女


これまで168名の元子ども兵、
及びその家族を含む紛争被害者、
計1,078名へ支援を実施してきました。

結果としては、まだ収入が不安定な元子ども兵もいますが、
平均すると約7,000円程度の月収を得ることが出来ています。
なんとこれは、現地の公務員と同程度の収入なのです。

また、訓練開始前は近隣住民から罵られ、過去の傷のために
将来を前向きに考えることができなかった受益者もいますが、
現在ではお互いの子どもの面倒を見合ったりするなど、
近隣住民との関係も改善され、
他者のために何かをしたいという思いを抱くようになりました。


 
では、そもそも「社会復帰」とは何でしょうか。
「自立している」とはどのような状態をいうのでしょうか。
 
私たちは、
「生存と生活を脅かす様々なリスクに、
自らの力で適応して、
人間らしい暮らしを営めるようになること」

と捉えています。


本プロジェクトに限らず、当会の支援において
対象者と関係を築く際に大事にしていることが2点あります。
それは、オーダーメイド・アプローチとレジリエンス・アプローチです。

1.オーダーメイド・アプローチ
私たちは、アフリカという地域や、ウガンダという国ではなく、
「個人」に焦点を当て、
10人いれば10通りの
社会復帰の支援が必要である

と考えています。
本プロジェクトにおいては特に職業訓練後、
実際に収入が安定するまでのプロセスで、
何度も家庭訪問や職場訪問を繰り返し、
各対象者の持っている強みや可能性を活かしながら、
方向性を共に決定していきます。
マニュアルを作り、その型にはまるのではなく、
可能な限り一人ひとりの進度や意思に寄り添った、
オーダーメイド型の支援をすることで、
対象者の主体性・当事者意識を高めています。

2.レジリエンス・アプローチ
私たちは、外から援助する側の役割は、
考え方ややり方を押しつけるのではなく、
考えるきっかけを提供したり、問題の解決法を
共に見つけようとすることだと考えています。
様々なリスクや困難に直面しても、
各人が持つ多様なチカラと周囲の関係性の中で、
それらを乗り越えていくしなやかな適応能力のことをいう
レジリエンスの可能性を追求しています。

植物に例えると、種そのものに手を加えて
品種改良するのではなく、
水や光、土壌などの周辺環境を整えることで、
その種が自らの力で芽を出すような、
そのような支援の在り方を心がけています。

上記2つのアプローチの根幹には、
「一人ひとりに未来をつくる力がある」
という当会の活動理念に基づいた、
相手の主体的な意思決定を出来る限り尊重する姿勢
である、と考えています。
今後もぶれることのない芯を持ち、
活動を続けて行きたいと思います。

当会ウガンダ事業に関する詳細は以下のHPをご覧ください。
http://www.terra-r.jp/contents/index.php?catid=17&blogid=3

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


(のぶおか)
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