【 ラオスレポート/2016年10月_Topics.01 】
ー 1%に満たない微力を積み重ねるラオスの不発弾撤去 ー
ラオス、シエンクアン県で活動する
不発弾撤去団体MAG-Laoの第31不発弾撤去チームに、
株式会社ISPGの上杉さまより資金提供を受けて、今年8月から活動を開始しています。

先月、2016年9月分の活動成果の報告がMAG-Laoより送られてきました。
撤去活動はシエンクアン県パーサイ郡ラットセン村(人口:454名)で順調に進み、
9月だけで37発の不発弾を撤去し、74,375㎡の農地を安全にすることができました。
これによって8月からの累計115,000㎡が安全になり、
撤去できた不発弾の数も40発になりました。
このラットセン村での撤去活動はほぼ終わり、
これから別の村にチームは移動して、撤去を進めていくことになります。
シエンクアン県では、不発弾で汚染されている土地の
まだ1%に満たない土地しか撤去が完了していません。
毎月の撤去できる土地は、汚染された大地の100%の完全撤去を考えると、
本当に小さな一歩かもしれませんが、微力は決して無力ではありません。
この小さな成果をできるだけ多くの皆様に知っていただき、
このラオスの“現実”から、私たち人間がこれから先、
どんな未来をつくっていくのか考えてほしいと思います。

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記事執筆/
アジア事業担当
江角 泰
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