牛の価値/インターン滞在記㉜

スースダイ!
(クメール語でこんにちは)
インターンの川島です。

先日のブログで、カンボジアならではの
牛のエピソードについてお伝えさせていただきました。
>先日のブログはこちらから


IMG_5179.jpg


皆さんは、牛を飼ったことはありますか?
・・・私は、もちろんありません。笑

小学生のとき遠足か何かで牛舎に行ったのが
初めて牛を見た瞬間だったような気がしますが、
都会に住んでいる方は、実際見たり触ったりしたことが
ない方もいらっしゃるかもしれませんね。
(私は四国の高知県出身です)


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カンボジアでは、牛は非常に重要な資産で、20年ぐらい前までは
もしお金があれば、牛を買っておけと言われていました。

農耕用にも運搬用にも、車やバイク、トラクターが
普及していないときは、非常に重要な動力でした。
日本と同じであまり食用に食べてきたわけではありません。

最近は道路が舗装されて、車・バイク・トラクターが普及してきたため、
牛はそんなに重要でないと思われるようになりましたが、
食用としての価値が高くなってきました。

カンボジアの牛肉は、豚や鶏などと違い、
自然の草を食べさせて成長させているため、
タイやベトナムから輸入されておらず、逆に輸出できる状態です。
(豚はほとんどタイから輸入されています)

気になるお値段は、1頭あたり、
小さい子牛:500ドル/大人の牛:1000〜2500ドル
大きさによって差はありますが、
学校の先生の給料が月120ドルぐらいだと考えると大きな資産です。


私たちが一緒に活動している村人たちの中には
1日の収入が5ドル程度の貧困層がたくさんいるので
最初に500ドルの投資をするのはとても難しいです。


牛は1年に1度子どもを産み、
妊娠してから生まれるまで約10ヵ月、
大人の牛に成長するまで約1年かかります。

先日渡した牛は、
子どもが産まれたら1頭目と3頭目の牛を当会に返してもらい、
親の雌牛と2頭目、4頭目以降が村人の資産となる、という仕組みです。
実際にお金を得られるようになるまでには長い時間がかかりますが、
家畜銀行のような長期的な収入源と
家庭菜園などの短中期的な収入源を組み合わせることで
様々な困難を乗り越える術を身につけてもらいたいと思っています。

また、「牛銀行」という牛を村の中でどんどん回していく仕組みを作って、
将来的にはテラ・ルネッサンスがいなくても活動が続くようにしていきます。


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このような価値がある牛なので、
「牛を飼う」=「大きな資産を持つ」ということになります。


先日行った牛飼育のトレーニングでは、
牛の食べ物、病気になったときの治療法などを伝えました。
今後フォローアップの見回りも行っていく予定です。


ここカンボジアでは、
牛を飼うこと、野菜をつくること、
が重要な仕事であり、未来をつくる力になっていきます。


皆さんも、牛と触れ合ってみたくなりましたか?
日本で牧場に行くのも楽しいと思いますが、
ぜひカンボジアにも遊びに来てくださいね

※牛に触るときは、調子にのって触りすぎると怒られるので、お気を付け下さい

本日もありがとうございました!

(かわしま)
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▼テラ・ルネッサンスの夏季募金にご協力ください

「ほら、こんなモノも作れるようになったんだ」
満面の笑みで見せてくれた元子ども兵。
支援を、もっと力強く各国で実施するために、あなたのチカラが必要です。

http://www.terra-r.jp/kakibokin2017.html

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< 例えば、あなたのご支援でこんなことができます >

3,000円の寄付で、
ラオスでクラスター爆弾を撤去している技術者の給料3日分を支援することができます。
 
5,000円の寄付で、
ウガンダで元子ども兵の洋裁や木工大工などの職業訓練2週間分を支援できます
 
10,000円の寄付で、
カンボジアで家庭菜園用の野菜の種や苗木2種類200家族分を支援できます。

30,000円の寄付で、
今後で元子ども兵2名が洋裁のビジネスに必要なミシン等の道具一式を支援できます。

 
寄付をして、夏季募金に参加する
https://www.terra-r.jp/member/donation-form.html


※寄付は税控除の対象になります。

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2017/08/03追記
ご質問をいただきましたので、追記させていただきます。

質問*
教員が月120ドル、貧困層が1日5ドルの収入だとすると、先生は貧困層より低収入なのでしょうか?

回答*
カンボジアの公務員や学校の先生の給料が低いのは事実です(そのために汚職が蔓延したりやる気が少ない先生もいます)。2017年4月から、カンボジア政府が制度としては先生の最低賃金を230ドルと定めています。カンボジアの学校は午前・午後の2部制のため、片方しか教えない先生は最低賃金でも半額の115ドルということになります(実際に最低賃金分だけもらえている先生がどれくらいいるかは不明確です)

毎日出稼ぎの仕事があれば貧困層の方が稼げるとも言えますが、天候に左右される農作業が多くいつも仕事があるわけではないこと、遠くまで出稼ぎに行った場合は宿泊費や食費にお金が必要になることなどを考えると一概にそうとは言えず、当会では収入と支出のバランスを整え複数の収入源をもつことが大切だと考え、家庭菜園や家畜銀行を推進しています。
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