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シリーズ現場最前線*05/プロジェクトコーディネーター:クン・チャイ


現場最前線〜支援の先に〜


A HAPPY NEW YEAR!!新年が明けましたね。

カンボジアオフィスも元旦におやすみをいただきました。

こちらでは、4月にクメール正月があるため、連休はお預けです。


新年、最初にご紹介するのは、テラ・ルネッサンスのカンボジア事務所を設立当初からプロジェクトを支えてきたプロジェクト・コーディネーターの我らが”クン・チャイ”です。

(優しく澄んだ目で、いつも物腰柔らかく親切に接してくれます。)


「体調はどうだ?」「週末はたくさんご飯を食べたのか?」「昨日はよく寝れたか?」

「休日はしっかり休んだのか?」と息子のように気遣ってくれます。



みんな”クンチャイ、クンチャイ”と呼ぶので誤解されがちですが、

実は、”クン・チャイ”はフルネームなのです。本当は”Mr.Chhay”なのです!

江角駐在マネージャーが長年「クンチャイ」と呼んできた結果、みんなそう呼ぶようになり、カンボジア人スタッフたちも「Mr.クンチャイ」と呼んでいます。

いつの間にか、ひとつのカテゴリーとして成り立ってしまったのでした。


「カンボジア人スタッフの活躍を日本のみなさんに紹介したい。」と写真を撮っていると、写真を必ず確認します。「この写真はどうかな?一番ハンサムだろ?・・・冗談だよ。」とニッコリ笑うお茶目な一面も。

(フォローアップ調査の様子)


そんなお茶目な46歳の彼もまた、内戦を経験しています。

ここカンボジアでは、現役世代が先の内戦の当事者なのです。



内戦の被害経験時代

内戦当時の年齢は6歳。食べるものも十分になく、みな痩せ細り苦しい飢餓を体験しています。当時家族と会える時間は月に1度数時間程度。父親は森の中で働かなければならず、妹たちがお腹が空いたと泣くので、農作業の手伝いをしながら必死に世話をしていたといいます。


1日1-2食、ほんの僅かな配給を家族で分け合っていた想像を絶する苦難の時代だったといいます。母親が子ども達のために配給を少しだけ多くとったことが分かり捕まって連れて行かれてしまった時のことは忘れられないと語ります。その後、幸い無事に解放されました。

(現在、十分な食事が摂れるフィールド事務所の写真)


そんな激動の幼少期を経て、青年時代はタイで勉強したため、語学としてクメール語/英語/タイ語を修めました。(当時はフランス語も学習し、少し話せたそうです。多才ですね♪)



テラ・ルネッサンスとの出会い

大人になり、セキュリティガードから公式なキャリアをはじめ、その後、地雷撤去に関わるNGO団体や地雷犠牲者の支援を実施するNGO団体で活動してきました。


当時のテラ・ルネッサンスと協力して地雷犠牲者の方を支援をしていたNGOのプロジェクトが終了する際に、テラ・ルネッサンスとご縁があり、”プロジェクトコーディネーター”として活動することに。かれこれ、勤続12年のロングキャリアです。


少年時代に内戦を経験し、戦後復興から現在へとカンボジアを支えてきた世代の彼は、この世代に生まれたことの「使命」として、人生のほとんどの時間をカンボジアから地雷を全て取り除き、地雷犠牲者の支援はもとより、貧困、教育支援を全て包括したコミュニティの力を高めることで、人々が安心して生活できる社会の実現に尽力してきました。


現在も様々な難しさを抱え、支援が必要とするカンボジアですが、コミュニティや経済の適切な発展により、平和な状態を維持し続け、テラ・ルネッサンスの活動理念にもある「市民の可能性を追求」により、頼もしい市民社会を築きながらカンボジアが”Step-by-Step”「一歩一歩着実に」逞しい国になっていくことを望んでいます。


もうひとつ、同じくらい大切にしているものはズバリ「家族」

どこの国も社会も、家庭の平和なくして、世界の平和は語れないのでした!


「う〜ん……。スマートフォンをずっと見ていると目が霞むんだよなぁ。」

(眼精疲労に苦しみながら大きめのスマートフォンで調査活動を続けています。)

ここ最近、苦戦しているものは年々新しくなるハイテク機器。

ここのところ、生計向上支援プロジェクトで必要な家庭菜園/家畜の収支管理/エネルギー消費量などの把握のために、定期的に支援世帯の家庭を訪問し、入力作業を続けています。



不平不満を口にするのではなく、思いを行動で示すこと

面と向かって尋ねれば答えてくれますが、現役世代が内戦について積極的に口にすることはあまりありません。カンボジアでは、この世代の人々が過去の悲劇についてあまり言及せず、黙々と復興に努めてきたことでうまくバランスをとっている部分もあるのだとか。

(地雷被害者の方と家畜の世話や進捗について話をする様子)


そうした過去を乗り越えて、今日も内戦などにより残された「地雷」、「不発弾」の脅威や被害にあった方々が安心して暮らしていくための活動に日々走りまわる彼の姿に、言葉には現さなくとも、確実に秘めている熱い思いを体現しながら活動し続ける強さを感じます。

思いを行動に移し、活動し続けているカンボジアスタッフの活動を是非みなさんで応援してください!

記事執筆/

インターン 佐野 光平 

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是非、現地スタッフの活動をあなたのご支援で応援してください!

テラ・ルネッサンスでは、冬季募金キャンペーン2017を行っています。

1/31までに、あと3,133,495円必要です。(1/4時点


▼冬季募金キャンペーンはこちら▼

http://www.terra-r.jp/tokibokin2017.html


< 例えば、あなたのご支援でこんなことができます >

3,000円の寄付で、

ラオスでクラスター爆弾を撤去している技術者の給料3日分を支援することができます。

5,000円の寄付で、

ウガンダで元子ども兵の洋裁や木工大工などの職業訓練2週間分を支援できます

10,000円の寄付で、

カンボジアで家庭菜園用の野菜の種や苗木2種類200家族分を支援できます。

□ 30,000円の寄付で、

今後で元子ども兵2名が洋裁のビジネスに必要なミシン等の道具一式を支援できます。

   寄付は税控除の対象になります。

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【特集】シリーズ現場最前線/カンボジア

CRDNASE創設者:サリーの紹介はこちら

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毎日のワンクリックでテラ・ルネッサンスを応援!是非ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

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