シリーズ現場最前線*06/CRDNASE技術指導員:スン

CRDNASE技術指導員/スン


現場最前線〜支援の先に〜


本日は、CRDNASE(シオリナス)愉快な技術指導員のスンをご紹介します。

CRDNASE創設者のサリーとともに、立ち上げ時期から一緒に活動しています。


CRDNASEサリーの記事はこちら

一見強面のおじさん(?)ですが、スーパー動物大好きな愉快なおっちゃん。

難しいとき、つらいとき、どんなときも常に前向きさと笑顔を忘れないスン。

catwithS 

(仔猫を真心で抱くスン)


goatwithS 

(暴れる仔やぎとはしゃぐスン)


動物たちもそんな彼が大好きで相思相愛の様子

彼にかかれば、さっきまで敵意むき出しだったセキュリティ犬も5分でイチコロ




正真正銘のよその家のイヌです

(な、なぜセルフタイマー・・・)


ヒトと動植物の関係性

スンや村人たちが動物に接する姿をみると、長い歴史のなかで人類がどのように動物たちと共に生活してきたのか、その距離感のズレに気付かされます。

また、その姿勢に応えて動物たちも役割を担いながら、心から安心しているのだろうなと思わせてくれる姿にも、元来こうあったのでは・・という関係性を垣間みることができます。


chickenwithS

(あえてごはんを残し、ニワトリのごはんをつくる様子)


ヒトと動物たちや植物たちの関係性について、このような会話をしました。


「僕たちは飼うでもなく、飼われるでもない。」


「ただ生きることに努め、次の世代に繋いでいく共通の目的をもち、共に栄えるために役割を分担する。たとえば、イヌは番犬や猟犬、ネコはネズミが穀物を食べすぎないよう調整するし、ウシやヤギは草を掃除して土を肥やす、ニワトリは・・・それから、ミツバチはそれから・・・その代わりにご飯を分け与えて安全を守る。」


「癒しとしての『ペット』も、もちろん好きだけど『仲間/友達』と表現した方がシンプルでしっくりくる。」


「実は、こうした関係性は動物たちはわかりやすいけど、植物たちにも共通していえる。」


「寄ってたかって、持ちつ持たれつ、みんながコミュニティを支えるパートナー」


だからこそ、「『家畜銀行』はもちろん、『家庭菜園』や関係性を保った『切り拓かない農業』にも注目してほしい。」


それがCRDNASE[Community Rural Development of Natural Agriculture for Supporting Environment]=「環境を支えるための自然農業による農村コミュニティの発展」をカンボジアで設立した目的や存在意義に繋がるんだ。」と話してくれました。


dog

(飼ってもないし、飼われてもない)


自治の視点から自立と多様性を問いなおす

スンの話を聴いているとミツバチと植物たちの関係性は目には見えにくいけれど、確実に価値をつくっていることが分かってきます。

そして、ミツバチと植物だけではなく、ヒトと植物の関係性や森林を切り拓かない範囲で保水にして自然災害に対処してきた植物と防災のこともわかります。



これはテラ・ルネッサンスが言及する「自立」の概念にも繋げて考えることができ、多様な依存先といかに支え合い生活することで「独立/孤立」ではなく「自立」を築いていくことができるのか。



少なくとも、カンボジアやラオスのように農業国として栄え、農家世帯が多くの人口を占めてきた歴史を踏まえると、森を拓けば、まだまだたくさんの地雷や不発弾が残っています。

こうした脅威に晒される地理条件を考慮すると、非常に理に適った取り組みだといえます。



そして、生きやすい多様性のある強靭でしなやかなコミュニティの要素や正体をカンボジアの農村の暮らしから、日本やその他の国々が学ぶことでき、人々の暮らしをよりよくするヒントを得られるのかも知れません。



人生観としての東洋哲学

こうして、「私たちは不完全な存在だからこそ、お互いに支えあって暮らしていくことができる」と活動を続ける彼の姿に、東洋哲学を感じます。


①その不完全さを支えあう多様な主体のなかには、人間だけでなく動物たちや植物たちも含まれていたのではないだろうか。

②いつ、どのタイミングでそうした暮らしの関係性や距離感は変化してきたのだろうか。

③ただ否定して逆戻りするのではなく、伝統と今ある暮らしのバランスをどのようにとるのか。

④融合した形を描き、どのようにひとり一人が最善の形へのアップデートに関わっていくことができるか


問いを続けてみませんか。


Let's share some philosophies.




さて、動物大好きなスンですが、毎日愉快に動物や植物と戯れているだけではありません。

活動の98%は地雷犠牲者の方や周辺の村の方の生計支援に携わっています(彼の名誉のために。。)

meetingS

自治会の農業指導パートで技術を伝える姿



こうして、カンボジア農村の地雷のリスクを避け、森林を守り、

村人の生計向上に必要な知恵や技術を継承に励んでいます。


動物好きすぎて、たまに調子に乗って、牛を怒らせ場を凍りつかせるのはやめてくださいねッ(笑)


思いを行動に移し、活動し続けているカンボジアスタッフの活動を是非みなさんで応援してください!

記事執筆/

インターン 佐野 光平 

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是非、現地スタッフの活動をあなたのご支援で応援してください!

テラ・ルネッサンスでは、冬季募金キャンペーン2017を行っています。

1/31までに、あと3,133,495円必要です。(1/11時点


▼冬季募金キャンペーンはこちら▼

http://www.terra-r.jp/tokibokin2017.html

スン 

 


< 例えば、あなたのご支援でこんなことができます >

3,000円の寄付で、

ラオスでクラスター爆弾を撤去している技術者の給料3日分を支援することができます。

5,000円の寄付で、

ウガンダで元子ども兵の洋裁や木工大工などの職業訓練2週間分を支援できます

10,000円の寄付で、

カンボジアで家庭菜園用の野菜の種や苗木2種類200家族分を支援できます。

□ 30,000円の寄付で、

今後で元子ども兵2名が洋裁のビジネスに必要なミシン等の道具一式を支援できます。

   寄付は税控除の対象になります。

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【特集】シリーズ現場最前線/カンボジア

CRDNASE創設者:サリーの紹介はこちら

salytop  

CRDNASEプロジェクトオフィサー:ソクンティの紹介はこちら

sokunthytop


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毎日のワンクリックでテラ・ルネッサンスを応援!是非ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

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