シリーズ現場最前線*01/ブルンジ事務所/プロジェクトコーディネーター:パシフィック

ブルンジ事務所/プロジェクトコーディネーター:パシフィック

テラ・ルネッサンスには、世界中で頑張っている素敵な仲間がいます。
これまで、アフリカ事業地側からはあまり紹介できていなかったので
まずはブルンジ事業のプロジェクトコーディネーター、パシフィックに話を聞きました!

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© Yasuki Shimomura


当会のブルンジ事業に欠かせない存在、パシフィック・エジマナ(37歳)。
プロジェクト・コーディネーターとして、事業が円滑に進むよう、事業の現場での進行・調達・様々な関係者との調整など、多岐にわたる仕事を行っています。

現地語のキルンディ、英語、フランス語、スワヒリ語、アラビア語と語学が堪能な彼。
しかし、これまでの人生は、決して楽なことばかりではありませんでした。

内戦で父親を亡くし、終始習得後も無職の日々
パシフィックは、1980年7人兄弟の長男として、ブルンジで生まれました。

1993年、彼が仇13歳だった時にブルンジ内戦は勃発し、彼は父親を失いました。

悲しみに暮れながらも、畑で作物を作り、長男として6人の兄弟姉妹の面倒を見ながら、なんとか毎日を生き延びました。

内戦中は、武装グループの襲撃の際に家族まとまって別の場所へ避難したり、お金も育てた作物も奪われたり、苦しい毎日が続いたそうです。
そんな中で、彼は公立のセカンダリースクールへと入学し、毎日必死に勉学に励みました。

そして2004年、ようやく内戦が落ち着いた頃、国の大学入試に合格してブルンジ大学に入学。
ようやく勉強に集中出来る日々が訪れたかと思われましたが、大学のある首都での生活を続ける経済的な余裕がなく、一年間で退学せざるをえなくなりました。

しかし、十分な生活費のサポートがあるスーダンでの留学制度があることを偶然ラジオで知り、試験を受けて合格した彼は、2004年、スーダンの大学へと入学。

2年間アラビア語を学んだあと、5年間教養学部で学び、さらに行政学の修士号を取得しました。
8年間のスーダンでの滞在中、一度しかブルンジに戻ることが出来ず、暑い気候で生活の厳しいスーダンにいるよりも、ブルンジで家族と一緒に暮らしたいとの思いから、母国であるブルンジに帰国しました。

しかし、ここまで学業を収めた彼ですら、ブルンジで職を見つけることは容易ではありませんでした。実家で農業をしながら、セカンダリースクールで英語をボランティアで教え、わずかな収入で生活を送っていました。

そんな中、知人を介してテラ・ルネッサンスのスタッフと出会い、2015年4月から、テラ・ルネッサンスで働き始めました。
初めての仕事で不安を抱えるというよりも。ようやく仕事を得られた喜びが大きかったと、彼は言います。
また、テラ・ルネッサンスで働き始める前から養蜂も自身でやっており、テラ・ルネッサンスの事業で養蜂を行うと知った時、偶然で驚いたそうです。

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(養蜂の受益者たちと©テラ・ルネッサンス)

ーーテラ・ルネッサンスで働いていてやりがいを感じる時はどんな時?

「いつもテラ・ルネッサンスで働いているのは喜ばしく感じますが、特に受益者が活動を頑張っているのを見ると、もっと頑張ろうとモチベーションが上がります。」

ーーパシフィックにとって平和とは?
「平和とは、衝突がなく、人々が調和し協力しあうことだと思います。
平和は、個人でも、団体の活動を通しても作ることができます。
平和を作るのに大切なことは、他者と協力して、お互いのニーズを満たすことだと思います。

例えば、養蜂事業を進める中で他者から巣箱を買ったりすることで、その人も自分がやっていることから利益が得られ、こちらもニーズを満たすことが出来、お互いにとってよう結果をもたらします。
他者と協力することで、親交を深められ、新しいアイディアが得られ、それによって良い結果をもたらすのです。」

ーーテラルネでの仕事を通して何を実現したいですか?
「まず、テラ・ルネッサンスのゴールを達成したいです。加えて、能力を高めつつ、自分の家族の生活を良くしていくという、自身のゴールも達成したいです。」



ミーティング中もこまめにメモを取り。約束も破らず、本当に真面目で人当たりが良く、温厚なパシフィック。

問題に直面した際は、その原因についてまず知り、じっくりと解決策について考え、
そして自分だけど完結ができない時は周りの人と協力するそう。
ちょっとした問題があった時、関係者を集めてじっくりと目を見て丁寧に話している姿が印象的でした。

怒ったところを見たことがないので、不思議に思って尋ねてみると、

「怒るのは、とても危険だよ。もし怒って気持ちが高ぶっていると、間違った考えをしてしまい、たくさんの人を傷つけ、自身も傷ついてしまう可能性がある。だから、落ち着いて考えることが出来るよう、心がけているんだ。」と教えてくれました。



最後に、パシフィックから日本の支援者へのメッセージを紹介いたします。

「日本の皆様からのご支援にとても感謝しています。
なぜなら、ブルンジの際貧困層の人々をこの事業を通して支援してくださっているからです。
ブルンジにはまだまだ貧困の人がいます。
願わくば、ブルンジの別の地域でも支援を広げられ、彼らの生活が良くなるよう、引き続きご支援いただけると嬉しいです。」


テラ・ルネッサンスには、世界中で頑張っている素敵な仲間がたくさんいます。
平和への思いを行動に移し、日々活動し続けている、彼を始めとするテラ・ルネッサンスの活動をぜひみなさんで応援してください!

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(窯業の受益者たちと©テラ・ルネッサンス)
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記事執筆/
アフリカ事業地サブマネージャー
古岡繭


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テラ・ルネッサンスでは、冬季募金キャンペーン2017を行っています。

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