FC2ブログ

シリーズ現場最前線*/コンゴ事務所所長:テオフィー

テラ・ルネッサンスには、世界中で頑張っている素敵な仲間がたくさんいます。
ブルンジ事務所のパシフィック、
ウガンダ事務所のジミーに続いて、
『コンゴ民主共和国ブカブ事務所所長のテオフィー』をご紹介します!
 
テオさん 
 
2009年から当会コンゴ事務所での職員として、紛争被害を受けた女性や元子ども兵の支援事業を担当している、テオフィー。現在7児(!)の父親で、素敵な笑顔と大きなお腹(笑)でとっても包容力がある彼。中には、とても熱い思いを秘めていました。
 
これまでの経験、テラルネとの出会い
 
1996年、コンゴ東部のブカブで紛争真っ只中のとき、彼はまだ学生でした。第一次コンゴ内戦が落ち着いてから、地方でドイツ技術協力公社(GTZ)の研究者としてインターンシップをしていた際、栄養失調の子どもや、食事が取れず亡くなる子どもたち、医療費が払えず亡くなる人々、学費が払えず中退する子どもたち、武装勢力に徴兵される子どもたちなど、紛争直後で厳しい状況を目の当たりにしました。
 
そのような状況に衝撃を受け、その経験が、彼が子どもの保護をする団体を設立したいという想いを後押しすることとなりました。GTZでのインターンシップで少額のお金を得られたので、それで種を購入し、特に避難から戻って来た帰還民に配布するようになりました。その後、別のNGOで働いている友人とも連絡を取り、GRAM Kivu(Research and Action Group against Marginalization in Kivu)を設立しました。
 
※Kivuはザイール(現コンゴ民主共和国)時代の一つのプロビンス名。当時、コンゴ東部では武装勢力が子どもを徴兵するのが顕著となっており、彼自身も実際に武装勢力の元に行って、子どもを解放するように働きかけました。そのとき、森に連れて行かれ、箱に入れられて輸送され、カラシニコフ銃を耳に突きつけられ、トリガーを引かれそうになったという、忘れられない経験をしたそうです。これで人生は終わりだと思いましたが、幸い、夜の間に逃げることが出来たそうです。
 
(コンゴの受益者と当会理事長の小川と©テラ・ルネッサンス) 
(コンゴの受益者と当会理事長の小川と©テラ・ルネッサンス)
 
そんな中、GRAM Kivuの共同設立者が、2005年にテラ・ルネッサンスが活動しているウガンダの小型武器関係のイベントに参加したことから、当会と接点を持つようになりました。2006年からはGRAM Kivuと連携して小型武器啓発ポスターを作るなど初めはGRAM Kivuをパートナーとして、資金提供をすることから活動していきました。
 
当会理事長の小川がコンゴに出張に行った際に初めてテオフィーと出会い、一緒にブカブで子ども兵の社会復帰、女性被害者への支援のパイロットプロジェクトを行ってきました。
 
そんな中、GRAM Kivu は実質活動ゼロ状態となり、テオフィーは紛争の影響を受けた人々の内発的な力を信じ、自立を支えるというテラ・ルネッサンスの方針に共感してくれたことから、2009年より当会コンゴ事務所の所長として、コンゴでの事業を担当してもらうこととなりました。
 
—あなたにとってテラ・ルネッサンスとは?
 
「テラ・ルネッサンスは、私にとって救世主で力強く、言葉で表せないほどの支えです。テラ・ルネッサンスのビジョンと私のビジョンは、GRAM Kivuや私のビジョンと重なるものがあります。テラ・ルネッサンスは責任感のある親、そして私はその子どもだと思っています」
 
(受益者を訪問するテオフィー©テラ・ルネッサンス) 
(受益者を訪問するテオフィー©テラ・ルネッサンス)
 
—あなたにとって平和とは?
 
「平和とは、食べたり学校に行ったり自由に動いたりと、自身の自由と基本的な権利を楽しむことだと思います。 」
 
(受益者とのミーティングの様子©テラ・ルネッサンス) 
(受益者とのミーティングの様子©テラ・ルネッサンス)
 
最後に、テオフィーから日本の支援者へのメッセージを紹介させていただきます。
 
「まず第一に、日本の皆さんは平和に暮らしている中で、厳しい環境の中で平和を求めている人々のことを忘れずに、コンゴの紛争の影響を受けている脆弱な人々のために自身を捧げてくれていることに感謝します。」
 
「皆さんは、孤児や子ども兵など、脆弱な人々の責任のある親として、ご自身を捧げてくださっています。皆さんのホスピタリティのおかげで、テラ・ルネッサンスは、平和を再構築するNGOのモデルとなりました。」
 
「ですが、人々の精神を変えるという、長い間かかるけれどもやるべきことがだあるので、まだ諦めて欲しくはありません。私たちは、ネガティブな状況に巻き込まれた人々の精神をポジティブなものに変えて、彼らの行動を前向きなものにすることができなければなりません。昨日は破壊者だった人を、構築者とするよう、変化していかないといけません。最後に改めて、コンゴの受益者、スタッフ、私の名前に置いて、心から感謝申し上げます。」
 
(コンゴの受益者と共に(写真右下)©テラ・ルネッサンス) 
(コンゴの受益者と共に(写真右下)©テラ・ルネッサンス)
 
テオフィーと一緒に長年活動している小川によると、彼はコンゴ人では珍しく、は弱い立場の人たちの気持ちに立て、実際本人も紛争を経験しているため、子どもに対して思いが強く、地元の人に対してやっていきたいという思いやり、優しさを持っている人だそうです。
 
コンゴでプロジェクトを進めるのは、かなり難しい部分があるのですが、彼が忍耐力や優しさを持ち合わせているからこそ、これまで当会も今後で活動を進めることが出来ました。
 
テラ・ルネッサンスには、世界中で頑張っている素敵な仲間がたくさんいます。
 
平和へ思いを行動に移し、日々活動し続けている彼を始めとするテラ・ルネッサンスの活動を是非皆さんで応援してください!
 
そして、6月にはテオフィーが6年ぶりに来日するので、
是非彼に会いに、来てください♪
 
 
.................................
記事執筆/
アフリカ事業地サブマネージャー
古岡繭
スポンサーサイト



1クリックではじめる国際協力。今日の一歩をみんなの一歩へ。 ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

http://bit.ly/heartin

毎日のワンクリックでテラ・ルネッサンスを応援!是非ご協力ください(クリックをするだけなので費用のご負担はありません)。

http://gooddo.jp/gd/?page=grp_detail&grp=terrar



この記事へのコメント

コメントの投稿

非公開コメント


Facebook
Twitter
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク